SAGA EKIMAE
ORTHODONTICS
佐賀駅前矯正歯科
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医院のブログ

2024.03.21

子供の矯正治療(第Ⅰ期治療)が必要になるケースについて①


永久歯が生え変わる過程(6~12歳)で、第Ⅰ期治療が必要となるケースについて症例を交えながら説明して行きます。 まずは、永久歯の生え変わりでのチェックすべき時期と項目は以下通りです。少なくともこの4つのハードルは超える必要があります。 ①第一大臼歯萌出期(第一大臼歯が生える時)6歳から7歳 ②上下切歯交換期(上下の前歯が生える時)7歳から8歳 ③側方歯交換期(犬歯、小臼歯が生える時)8歳から11歳 ④第二大臼歯萌出期(第二大臼歯が生える […]

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2024.02.01

子どもの矯正治療(第1期治療)は、本当に必要なのか?


子どもの矯正治療(第1期治療)は、本当に必要なのか?  当院では、「一時的な審美改善希望」や「咬めなくて困っている」「永久歯が生えてこない」といった内容でない場合は、積極的には小児矯正治療を勧めておりません。ですから、他院で「すぐ矯正治療を始めた方が良い」と言われたケースでも、当院では「しばらく待った方が良い」と説明する場合があります。  子供の矯正治療は歯並びの時期によって2段階に別れています。まだ乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列期 […]

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2023.11.23

インビザラインファースト(子供のアライナー矯正治療)について


インビザラインファーストとは インビザラインファーストとは、日本では2018年よりスタートした新しい子供のアライナー矯正治療で、1期治療において使用する装置になります。通常のインビザラインと同様に透明で目立ちにくく、取り外しができるので、食事がとりやすく、歯磨きもしやすいので、子供にとっても大きなメリットがある装置です。また、子供の歯は、動きやすく、アライナーが歯列に馴染みやすいため、通常のインビザラインの装着時間が最低20時間以上必要 […]

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2023.10.25

アライナー矯正治療での矯正用アンカースクリューの役割について


アライナー矯正治療においても、ワイヤー矯正治療と同様に矯正用アンカースクリューが必要となるケースがあります。それは以下のとおりです。 ①エラスティックによる反作用を軽減したい場合 ②アライナー単独での歯の移動が困難であるため、それをサポートしたい場合 まず、①についてですが、これは臼歯部の遠心移動を行うケースがそれに該当します。通法では、上顎歯列の遠心移動の場合は、2級エラスティック(上顎前歯と下顎臼歯にかけるエラスティック)を下顎歯列 […]

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2022.11.10

インビザライン症例の解説2(エラスティックは重要です!!)


アライナー矯正治療(インビザライン)を成功させるためには、エラスティック(上下の歯に自分でつけていただくゴム)の使用は非常に重要です!! 私たちは、エラスティックの使用を想定した歯の動きを考えてシュミレーションを作成するので、エラスティックの使用をご協力いただけないと、治療計画通りに歯が動かないだけでなく、逆に動いてしてほしくない方向に歯が動いて歯並びが悪くなってしまいます。 今回のケースは、上の八重歯を綺麗に並べたいという希望で来院さ […]

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