3Dフェイスススキャンを導入いたしました。3Dフェイスススキャンとはなにか、について説明をしていきます。
■フェイシャルスキャナーとは?写真とはなにが違うの?
3Dフェイシャルスキャナーとは、顔を3次元(立体)で撮影できる装置です。
従来の写真は2次元のデータであり、平面的な情報となります。
そのため、撮影した角度からしか情報の確認や評価を行うことができません。
一方、フェイシャルスキャンでは、専用の機械で複数枚の写真を撮影し、専用ソフトで合成することで、デジタル上に立体的な顔貌を再現することができます。
データは上下左右に自由に動かすことができ、さまざまな角度から顔貌を確認することが可能です。
さらに、フェイシャルスキャンのデータをレントゲン画像と組み合わせることで、治療による変化のシミュレーションを行うこともできます。

■フェイシャルスキャナーの撮影方法は?
3Dフェイシャルスキャン専用のカメラを使用して撮影を行います。
撮影時は顔の立体構造を正確に把握するため、強めの光を照射しながら撮影します。
撮影は正面と左右の合計3枚を行い、撮影時間は約5分程度で完了します。

■どのように3次元を構築しているの?
フェイシャルスキャナーでは、白色LED光を顔にパターン投影し、その光の変化を解析することで顔の凹凸を捉え、立体的なデータを作成します。
また、自然光に近い白色LED光を使用することで、より自然な色調に近いデータを取得することができます。
撮影後は専用ソフトが3枚の写真を分析し、滑らかにつなぎ合わせ、精度の高い3次元データを構築します。
3次元データへの変換は2~3分ほどで完了します。
■フェイシャルスキャンで何ができるの?
フェイシャルスキャンでは、顔を3次元的に詳細に確認することができます。
搭載されたAIが顔貌やレントゲンの分析を行い、現在の状態を客観的に評価します。
具体的には、以下のような分析が可能です。
①顔全体のバランス
②目幅・鼻幅・顔の高さのバランス
③口元の突出度
④横顔(側貌)の角度評価

また、フェイシャルスキャンのデータを編集することで、矯正治療による変化をシミュレーションし、比較することも可能です。
さらに、レントゲン画像を重ね合わせることで、骨格や歯の位置・傾きまで含めた、より詳細な分析・シミュレーションを行うことができます。

■3D画像でどのように口元を変化させるの?
フェイシャルスキャンのデータ上で、口元や変化させたい位置を前後に動かすことで、見た目の変化や数値的な変化を確認することができます。
さらに、レントゲン画像を重ね合わせることで、より精密なシミュレーションが可能になります。
レントゲンをもとに歯の位置や傾き、上下の顎の関係を分析します。
その数値をもとにはの前後的な位置や傾き・顎の位置を動かしたり、数値の変更をすることで、治療後の顔貌変化を予測することもできます。

本格矯正治療の患者様は、検査時に3ファイルスキャナーを撮影し、診断時に説明させていただいています。
※ フェイシャルスキャンによる変化予測は、あくまでもシュミレーションです。
実際の治療結果とは差異が生じる場合がございますので、あらかじめご了承ください。