矯正治療について

矯正歯科

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2018.07.03

ヨーロッパ舌側矯正歯科学会の認定医を取得しました


佐野歯科・矯正歯科クリニックの副院長の佐野良太です。

6月28日から7月1日にかけてポルトガルのカスカイスという都市で開催された European Society of Lingual Orthodontics (ESLO; ヨーロッパ舌側矯正歯科学会)に参加してきました。

舌側矯正歯科治療は、ヨーロッパにおいて早くから取り組まれており、Incognito(ドイツ製)やHarmony(フランス製)などのフルカスタマイズの舌側矯正治療のシステムは、ともにヨーロッパで誕生しています。ESLOも舌側矯正歯科の学会としては、もっとも古く権威のある学会で、矯正歯科医の間でも広く認知されています。今回、この学会で、舌側矯正歯科治療で行った2症例を提出し、Active member(ESLOの認定医)の申請を行いました。

症例の資料の正確さや分析結果、それに対する治療計画と治療結果、治療終了後の模型の咬合状態を審査員が審査し、合否が判定されます。審査される先生は、世界を代表する舌側矯正歯科治療のスペシャリストの先生方でした。結果は、2症例ともに合格点をいただき、無事ESLOの認定医を取得することができました。28日の12時半に合否の発表があり、会場に確認に行くと、ちょうど私の症例を審査された先生がまだいらっしゃって、直接コメントを頂くという貴重な経験をすることができました。私が抜歯スペースを閉鎖するときに採用しているメカニクスと同様のメカニクスをその先生も採用されているとのことで、ディスカッションもさせていただきました。

また、今回の学会で、海外の先生方の講演を聞いて、印象、セットアップモデル、分析方法のデジタル化などの方法が日々新しくなっていることと、舌側矯正治療において大切なことは不変であることを学ばせていただきました。

これからもESLOの認定医の資格に恥じないように、質の高い治療を提供するために日々精進してまいります。