SAGA EKIMAE
ORTHODONTICS
佐賀駅前矯正歯科
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マウスピース型矯正歯科装置について

2018.12.17
矯正歯科

マウスピース型矯正装置は、従来のワイヤー型矯正装置とは異なる大きく方法です。歯の表側に装着する矯正装置(ラビアルブラケット)と比較し、目立ちにくく、取り外し可能で、金属を使用しないという特徴があります。金属を使用しないために、金属アレルギーの方でも矯正治療を安心して受けていただくことができます。また、取り外しが可能であるため、毎日のお手入れ、歯磨きは通常通り行えるため、マウスピース型矯正治療中の磨き残しの量や歯茎の腫れ具合を示す数値は、ワイヤー型矯正治療よりも低いという研究報告もあります。さらに、ワイヤー型矯正装置と比較して、痛みが続く日数が短いことも知られています。

一方、デメリットとしては、マウスピースの紛失の可能性があること、取り外しが可能なために装着時間が少ないと、治療計画通りに進まずに、治療期間が延びることが挙げられます。また、マウスピース型矯正装置のみでは、治療が行いにくい歯並びの方の場合、補助的にワイヤー型矯正装置を併用することもあります。

 

マウスピース型矯正装置は、現在様々な種類がありますが、当院では、全世界圧倒的シェアを誇り、信頼できるインビザライン(注)を採用しています。米国の調査でも96%以上の患者さんがインビザラインによる治療結果に「非常に満足」または「極めて満足」という結果が出ています。

 

当院でのインビザラインの作成方法は、まず、シリコン製の歯型を採得し、アメリカのアライン社に輸送します。その後、3D模型を作製し、歯を正しい位置に並べ直すことで矯正治療の完成予想図を作ります。それから、クリンチェックと呼ばれるソフトを使用することで、完全にデジタル化され、治療経過を事前にシミュレーションをすることができます。

 

まず、インビザラインの治療を開始する前に、歯につける突起であるアタッチメントを設置します。これは、マウスピースをお口の中にしっかり維持させるためと、歯をより効率的に動かすためのものです。

マウスピースの装着時間は1日20時間以上になります。食事やブラッシング時は、装置に傷をつけたりすることを防止することと、衛生上の問題から取り外しますが、それ以外は装着しておくことになります。また、10〜14日ごとにマウスピースは新しいものに交換していきます。

実際には、マウスピース治療に適応である方とそうでない方がいらっしゃいますが、非常にメリットの大きい治療方法です。ご希望の方はご相談ください。詳しくご説明させていただきます。

 

費用:基本料金(アライナー料金) 648,000円

調整料  3,240円/(1ヶ月から2ヶ月に一度)

 

注:インビザラインは日本の薬機法対象外になります。医薬品副作用救済制度の対象外になることがあります。アライナーの材料自体にアレルギーなどの問題は出ていませんが、歯科医師が個々の判断で責任を持って患者さんに使用しているということになります。

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